日頃社員を支えてくれている家族に感謝の気持ちを伝える
- 日程:2025年9月27日(土)
- 場所:エイチ・アイ・エス本社
- 参加者:従業員、配偶者、お子様、両親、祖父母、婚約者、パートナーなどの大切な方
- 参加者数:94組 305名
全従業員に「自社で働くことの誇りと喜び」をいかにして感じてもらうかという点は、多くの企業様が共通して抱える悩みではないでしょうか?
これは、従業員エンゲージメントの向上と組織の成長に直結する、避けては通れないテーマです。
当社においても、過去にエンゲージメント向上の施策として「家族参観」を実施してまいりましたが、コロナ禍以降中断せざるを得ませんでした。
しかし、2025年に全従業員とその家族が楽しめる「Family Day」として復活を遂げました。今回の開催は、以前の課題を乗り越え、全従業員が参加できる過去最大級の規模で実現しました。
本レポートでは、このイベントの復活に至った背景や目的、イベントがもたらした効果をご紹介します。
当社では2010年から「家族参観」として、親子を対象に仕事体験や社内見学、HISバスを利用したグループ会社見学などを開催していましたが、本社開催が多く、人数制限もあったことから参加者・関係者以外の社員からは「自分には関係ない」という雰囲気がありました。
また、コロナウイルス感染拡大の影響もあり、2019年の開催以降中断をしていました。
こうした過去の課題と中断期間を経て、全従業員のエンゲージメント向上につなげるためのイベントへと進化させる必要がありました。折しも社内では、「家族参観」の復活を望む声が高まっていたことから、この機運を活かし、2025年9月に全従業員とその家族が楽しめる「Family Day」として復活を遂げました。
全従業員とその家族に「心躍るを解き放つ」という企業理念のもと、「心躍る感動」と「新たな発見」を提供する場として、「Family Day」の開催を目指しました。
単なるイベントではなく、企業課題解決のためのツールとするため、開催に先立ち、以下の5つの目的を設定しました。
日頃社員を支えてくれている家族に感謝の気持ちを伝える
自分たちの会社がどんな価値を社会に提供しているか知ってもらう
社員や家族に「この会社の一員でよかった」と感じてもらう
部署や役職を超えた横の繋がりを生み出す
子供たちの働くことの楽しさや可能性を伝える
設定された5つの目的を達成するため、イベントの企画構想は進められました。部門の垣根を超え、具体的な企画アイデアとテーマを決定していきました。
イベント開催に向けて、開催の約5ヶ月前から本格的にミーティングを開始しました。運営スタッフは、当日の運営スタッフも含めて、本社(人事・経理・経営企画)や現場(海外旅行事業部・法人など)の多岐にわたる部門から集まった約50名で構成されました。各担当に振り分けられたブース構想を通して他部署の事業内容を知る機会にもなり、イベント実施前から「社内コミュニケーションの活性化」につながりました。
社員とその家族に「心躍る感動」と「新たな発見」を提供する場として、「もっと世界を楽しもう」という全体のテーマに決定しました。 コンテンツのアイデア出しでは、会社の取り組みへの理解に関するコンテンツや、事前のアンケート結果から要望のあったコンテンツを重視しました。決して長い準備期間ではありませんでしたが、それぞれの業務の合間を縫って限られた時間でできるだけのコンテンツを用意しました。
世界各地の魅力を知ろう
・フォトスポット
・XR体験
・世界最大のサンゴ礁であるグレートバリアリーフをイメージした「お絵描きパラダイス」
・各国クイズ
・伝統衣装体験
・シンガポール、バリ島・、バンコク現地中継
・沖縄のお守り「サングァー」作り
原寸大を旅しよう
・有名な観光スポットや絵画の原寸大パネルブース
職場体験
・自分の名刺作り
・社長と名刺交換
・オフィス探検(役員会議室や執務エリア、会議室を見学)
・タオルアート(ホテル業のお仕事見学の一環としてタオルアート体験)
・ポスターギャラリー(過去から現在に至るまで歴代のポスターが集結)
その他
・世界やHISに関するクイズ大会
・射的や輪投げなどの縁日
・ボールプール
・軽食
・占い
事業内容の理解を深める施策は、参加者から最も高い人気を集める結果となりました。
また、体験型コンテンツによって、子供たちに「働くことの楽しさや可能性」を伝え、仕事を身近なものとして体感してもらうことができました。この取り組みは、家族に「会社全体で歓迎されている」というメッセージを届ける効果もありました。
さらに、リラックスできる交流の場を設けたことで、普段なかなか交流する機会のない社員同士が、家族を交えてコミュニケーションを取るきっかけとなりました。
4.86/5.00
Family Day実施後、参加者にアンケートをとった結果、9割以上の参加者が満足度を5とし、非常に高い評価を得ました。 この高い評価を得た背景には、本イベントがもたらした以下のような多岐にわたる効果が挙げられます。
・家族の会社への理解を深め、エンゲージメントを向上
家族への日頃の感謝を伝えるだけではなく、家族が会社の事業内容や働く環境を理解する貴重な機会となりました。これにより、従業員はこの会社で働いて良かったと実感しています。
参加者の声
「家族に誇れるってこういうことかなと、心躍る1日となりました。」
「HIS従業員の家族が、会社から大事にされていることが伝わったイベントでした。」
「参加者の”大切な方”という案内に背中を押され、新卒時から念願だった両親へのオフィス紹介が実現しました。両親にも”親孝行だった”と喜んでもらえ、長年の夢が叶いました。」
・家族の理解促進による「働きやすさ」の実現
子育て中の従業員からは、働く環境への家族理解が深まったことで、より協力体制が得られやすくなったという声が聞かれました。
参加者の声
「働いているママを想像できなかった娘ですが、ママはこういう場所で毎日電車に乗って働いていると想像ができるようになり、より家族の理解が深まり、家族の協力がより得られ働きやすくなったと感じています。」
・社員自身の視野拡大と社内コミュニケーションの活性化
家族だけでなく、社員自身にとっても会社への理解を深める機会となりました。他部署のコンテンツを知ることで、自社サービスの理解が深まり、会社への愛着が向上しています。
参加者の声
「家族もそうですが、私自身も他部署のコンテンツをよく知る機会となり、会社のサービスを体験し、理解する貴重な1日となりました。」
「旅の楽しさ、会社の楽しさを伝えてくれた会社に感謝の念しかありません。ますます会社が大好きになりました。」
イベントの成功は、運営スタッフにとって大きな達成感と貴重な経験をもたらしました。
300名規模のイベントを形にするにあたり、運営チームが直面した最大の困難は、時期、予算、人手の制約が同時に押し寄せるという点でした。特に、特に、装飾やコンテンツ準備には想定より多くの工数が必要となり、計画の見直しを何度も繰り返す必要がありました。
しかし、チームメンバー間で細かく情報共有をし、役割分担をしながら進めることで、課題を一つひとつクリアしていきました。
この経験を通じ、運営スタッフは「部署を超えた協力が新しい価値を生み出す」ということを強く実感しました。また、普段の業務では交流機会の少ない他部署の人と交流したり、自社に「こんな部があるんだ」と知ることができたりと、スタッフ自身の視野拡大にもつながりました。
ここで生まれた社内のつながりや知見を、日常の業務や次の企画にも活かしていくことが重要です。
本事例が、貴社のエンゲージメント向上や社内活性化を目的としたイベント企画の一助となれば幸いです。
HISは本成功事例で培ったノウハウを活かし、貴社独自の課題解決につながる最適な企業イベントソリューションをご提案いたします。
企業イベントに関するご相談は、ぜひお気軽にお問い合わせください。